櫻井翔主演!2023年1月期土曜ドラマ「大病院占拠」。日本が誇る大病院を鬼のお面を被った“武装集団”が占拠した・・・!鬼の面を被った謎の武装集団が大病院を占拠するオリジナルのタイムリミットバトルサスペンスで、櫻井演じる休職中の捜査官らが人質の解放を目指して戦う。
第10話(最終回)のドラマ考察・伏線、気になるシーンなどをまとめます。
「大病院占拠」
日本が誇る大病院を鬼のお面を被った“武装集団”が占拠した…! 医師・職員が人質となる中、休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井翔)が事件に立ち向かっていく。 その人質の中には、妻の姿も。犯人たちの目的とは!? 息詰まる頭脳戦&体力戦の果て、徐々に明らかになる占拠の理由…。 凄腕の捜査官と病院関係者たちが武装集団に立ち向かう姿を描いた、ノンストップ籠城サスペンス!!
≪第10話・最終回≫『大病院占拠』あらすじ
病院に潜入した武蔵(櫻井翔)が人質救出に向かう中、青鬼・耕一(菊池風磨)は、愛する人の命を優先する自分の正義と1億2000万人の命を優先する長門(筒井真理子)の正義、どちらが正しいと思うか国民に投票を呼びかけた。国民が耕一の正義を選べば、長門は助からない。果たして国民が下す審判は…?
一方、県警はついに耕一の素性を突き止め、鬼たちの過去を知る。耕一と赤鬼・美作(忍成修吾)、黒鬼・みさき(ベッキー)、P2計画の犠牲になった琴音(上西星来)との間には、幼い頃からの特別な絆があったのだ。さらに耕一にはもう一人、かけがえのない大切な人がいた…。
その頃、捜査の指揮を外れていたさくら(ソニン)は何かを決心する。そして武蔵は、いよいよ鬼たちとの最後の戦いへ!「もうあいつらの好きにはさせない」――鬼退治に挑む武蔵の運命は――!?
ついに最終決戦!
青鬼・耕一の過去……全ての登場人物の葛藤……最期に暴かれる衝撃の真実とは!?
真の黒幕とは?
- 「この国の未来を守る」という固い信念は、都知事と備前の幼少時代に何か秘密がある?
- 青鬼の本当の狙いは?
- 『これまで見たものがひっくり返る』と、かなりインパクトの強い期待値が上がる予告になっています!
やはり、裕子が裏ボスなのか? - 公式サイトの英語の隠しメッセージ「武蔵に最初に撃たれたのは、青鬼の里親」が公開しています
最終回直前で判明していないこと
- 武蔵と青鬼の関係
- 『山城琴音』と青鬼、赤鬼、黒鬼の関係
ガソリンスタンドの男(尾張耕一郎)が里親。青鬼、赤鬼、黒鬼たちは、孤児? - 和泉の亡くなった旦那の真相
- 青鬼はなんでP2計画を知ることができたのか?
- 青鬼がP2計画を知れたとして、山城琴音・加賀大輝・日向聡介の死まではたどり着くと考えます。その関係者の鬼たちは集めることが可能と思います。
緑鬼だけは賛同者となっていて、P2計画とは関わっていない土佐に対しての復讐です。緑鬼はどこの繋がりで参加した? - 青鬼のもう1人の大切な存在
- 『真の黒幕』はいるのか?
『真の黒幕』が知事でない場合、病院に残っているのは、裕子・因幡・武蔵の誰かが怪しい?
10話・最終回の際の相関関係図
第9話と同じです。鬼たちの仮面はすべて外れています。
また、相関図には出ていませんが、加賀大輝・日向聡介・山城琴音の3人の死が鬼たちの動機に大きくかかわっています。
『大病院占拠』第10話・最終回!考察・伏線まとめ!
武蔵は青鬼から奪って、知事を助けるため&人質たちの吸湿と事件解決のために潜入を続ける。
そんななか、青鬼たちの残りについて正体が明らかになる。
青鬼・黒鬼・赤鬼の正体が顔認証などから明らかになる
青鬼・黒鬼・赤鬼は、過去のインタビュー記事によると、幼少のころ親と暮らせなくなり里親に預けられたという。
そのため、3人は特別な絆で結ばれているとのこと。
『山城琴音』も里親に預けられているが、警察のデータは全員記録が改ざんされているため、詳細は不明。
ただ、青鬼・黒鬼・赤鬼が会社を立ち上げたのは、妹(琴音?)の学費を稼ぐため。
青鬼:大和耕一(27歳)
アプリ開発会社IZUMOビジョンの元CEO
会社は半年前に1億7000万円で売却→事件の資金に充てた?
武蔵は顔に見覚えがない様子。
赤鬼:美作孝
共同経営者
黒鬼:伊予みさき
共同経営者
青鬼の回想
青鬼・黒鬼・赤鬼に、『山城琴音』が相模(警察内部の紫鬼)と、妊娠の報告に来るシーン。
青鬼は、琴音が幸せになることについて、涙を流すくらい喜んでいる様子。
また、青鬼・黒鬼・赤鬼も、とても仲が良く幸せそう。
そんな状況が、P2計画に巻き込まれたことで壊されたのが、同期のようです。
青鬼の持っている「茶色い手帳」について
青鬼は常に茶色い手帳を持っています。これは、里親が残したものになります。
この手帳の中には、里親が琴音の死の真相について調べたことが書かれています。
ガソリンスタンドの人質事件も、ホテルオシマでの琴音の死が引き金になって発生しています。
それを知った青鬼は、「界星堂病院 占拠計画」を立てます。
その計画について、黒鬼・赤鬼に見つかってしまい。琴音と親父のために、みんなでやろうということに・・・
青鬼はこの時から、大和耕一を捨てて鬼になったようです。
鬼VS警察直接対決
警察は地下1Fのボイラー室まで占拠。鬼たちと直接対決に・・・
青鬼「これが最後の戦いになります。あなたたちと出会えて、本当に良かった。地獄でまたお会いしましょう。」
鬼たちは戦闘に向かう!
鬼の正義と、知事の正義、どちらが正しいのかを賭けて配信がスタートする。
その配信の裏では、鬼たちが警察に続々捕まってしまう。
配信では遺書のように、鬼たちがP2計画で犠牲になった家族たちに最後のメッセージを投げかける映像が配信される。
緑鬼
娘の明かりに対して「何でもわかってるつもりだった。最後まで見ていてくれ。」と懺悔。
肩を撃たれて警察に確保される。
橙鬼・(死亡:茶鬼)
加賀大輝にメッセージ。「本当に自慢の弟だった。おれたちに似なくて本当に良かった。あんたは悪くない。ただ利用されただけ。だから、あとは兄ちゃんたちに任せろ。」
そして、橙鬼も確保。
灰鬼・桃鬼
感染症の専門医の甲斐正美にメッセージ「あの時思ったんだ。これからは2人のために生きていこうって。」「正美さん、私のお母さんになってくれてありがとう。」
そして灰鬼・桃鬼も確保。
白鬼・黄鬼
日向聡介にメッセージ「いつも我慢ばかりさせちゃったね。父さんたちのせいで本当にごめんな。今度3人で遊園地に行かない?お前があてたアイスのあたりも変えに行かないとな。生まれてきてくれてありがとう。」
白鬼・黄鬼も確保
紫鬼・黒鬼・赤鬼
山城琴音にメッセージ「2人でいっぱい話したよな。子供にはピアノを習わせたいから、リビングは広い方がいいとか。琴音なら絶対いいママになってたと思う。赤ちゃん抱いている姿、見てみたかったよ。」
山城琴音にメッセージ「結婚するって聞いた時、すごいうれしかった。琴音のウェディング姿、絶対にきれいだったろうな。結婚祝い渡せなくてごめんね。お前は、おれたち家族の星だったんだ。」
黒鬼・赤鬼も確保。
青鬼以外すべて確保されてしまう。
武蔵の説得→青鬼からの要求
武蔵が青鬼の自主を要求すると、青鬼から地下4Fに和泉さくらを呼ぶように要求が。そして、武蔵・和泉が地下4Fに向かう。
最後の配信・・・
青鬼の配信がスタート!
青鬼は、裕子・因幡を人質に配信・・・と見せかけてループ映像を流す。
武蔵は裕子のもとへたどり着くも・・・青鬼のループ映像の配信は罠。武蔵・和泉と一緒に地下に向かったSISの隊員に紛れていた青鬼。
SISIのヘルメットを取って、武蔵と対面。
武蔵・和泉に銃を捨てさせ、和泉に手錠をかけて拘束する。
そしてループ配信を解除して、武蔵・青鬼で対面している映像に切り替える。
青鬼は、視聴者投票が均衡しているのを確認して、「あなたならどちらを選びますか?愛する人と、その他大勢の命。どちらを救いますか?すでに選んでいるはずです。3年前にも。」と和泉に投げかける。
3年前の「和泉」の真実・・・和泉の夫(和泉義行)について。
青鬼は、3年前の和泉の行動について語り始める。
3年前プレミアムパナケイア号で、新型ステルウィルスが発生した。この船で要人に合うための「長門知事」の警護を県警が実施した。
丹波管理官が乗船する予定でしたが、直前で丹波の息子が急病を患い、代理で『和泉の夫』が乗ることになった。
和泉の夫は、船内で新型ウィルスによって亡くなった。
和泉はこのことをきっかけに、知事に「日本のワクチン開発を早急に推し進めるべきだ。あの船に乗っていた当事者として、国家を挙げて動き出す責任がある。」と強く進言した。
それに共感した知事は、備前と共にP2計画を立ち上げた。
つまり、和泉がP2計画のすべての始まりだった。
和泉「夫はあのウィルスの、日本初めてのステルウィルスの感染者だった。警察官の職務を全うした。しかし、世間は犯罪者(バイオテロだの)のように扱った・・・だから、知事に進言をした。」
和泉はP2計画について全て知っていた。
さらに、加賀大輝・日向聡介・山城琴音の3人の死の隠ぺいについても、長門知事・備前本部長に事前に相談されて、加担していた。(P2計画を頓挫させないため、国の未来を守るためとして隠ぺいした。)
なぜ和泉は捜査に参加したのか?・・・青鬼と和泉の正義が食い違う
はじめは、今回の病院占拠が「P2計画」に絡んでいるとは気づかなかった。
人質を守るためには、捜査に協力するしかなかったという。
青鬼「和泉管理官は、私と同じです。愛する人のことを一番に考えていたはずです。でも1億3千万人のことを優先して考えた。」
和泉「わたしは、夫を愛する妻であると同時に、警察官です。この国の多くの人の命を守らなければならない。それが正義です。」
青鬼「その正義が、私たちから多くの大切な人を奪ったんです。妹の琴音は、何があっても絶対に守ると約束していたんです。」
配信で行っていた投票のタイムアップ。視聴者は「愛する人」を選ぶ結果に・・・
配信での投票の結果「愛する人」が僅差で勝利する。鬼たちが選ばれる。
青鬼がネタバラシ。
知事と青鬼に打ったのは「ただの生理食塩水」だという。そのため、ステルウィルスには誰も感染していない。
保護される知事
投票の勝ちを見届けて、知事に銃を向けていた安芸は倒れてしまう。
そして、長門知事は警察に保護される。
青鬼「百鬼夜行チャンネル配信の終了」を宣言→そして鬼になった真実は?
青鬼は投票で勝ったことで、「百鬼夜行チャンネル配信はこれで終了になります。最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。では、ごきげんよう。」として、配信終了に。
「まだ、暴かれていない罪があります。」と武蔵に向って怒りをあらわにする青鬼。
青鬼は「どうして私が鬼になったのか。そのすべての始まりは、武蔵刑事。あなたなんですよ。」
青鬼が鬼になった理由→武蔵への因縁
青鬼は因幡に、これから起こることを全て記録して公表するように脅迫する。
青鬼は裕子を人質にして話し始める。
青鬼は裕子にカッターを向けて人質に・・・
武蔵には、和泉の銃を渡すように青鬼から指示して、対峙する。
青鬼は「武蔵刑事、思い出しませんか?この状況。(ガソリンスタンドの立てこもりで、)武蔵が殺したのは、おれの父親だ。
親父は孤児だったおれたちを育ててくれた。金はなかったが、やさしくて立派な父親だった。お前はそんな親父を理由も聞かずに殺したんだ。」
ガソリンスタンドの立てこもりの真実
ガソリンスタンドの立てこもりで、犯人が人質に取っていた人物は、「ホテルオシマの元支配人」。
「親父は琴音の死の真相を聞き出すために、人質に取っていた」という。
さらに、その計画や死の真相について判明したものを手帳に残していた。(青鬼が肌身離さず持っていた茶色い手帳。)
和泉はガソリンスタンドの立てこもり犯について「あの時は知らなかった。事件の後調べて・・・」
和泉は事件の後に犯人の動機について気付いたが、この件が公表されればホテルオシマのことも掘り起こされるため、隠蔽した。
因幡がネットにアップした動画(武蔵の動画=立てこもり事件の人質を救った名刑事)は、里親の死を利用して再生数を稼いだ。
また、動画のせいで武蔵のトラウマはよりひどくなっている。
和泉はネットの世論に便乗して、適正な職務執行だったとした。
そのことで、武蔵は「正義の人」・青鬼の親父は「ただの犯罪者」として扱われた。すべては武蔵から始まっている。青鬼を鬼にしたのはお前だと理由を話す。
青鬼が武蔵に選択肢を投げる
青鬼は武蔵に『このまま愛する妻を死なせるか』『おれをその銃で殺すか』の2つの選択肢を投げかける。
裕子「三郎(夫)だって苦しんだのよ。こんなことをして何になるの?」
和泉「武蔵。撃って。」
青鬼が裕子を刺そうとした瞬間、武蔵の銃はボイラーの蒸気ダクトを撃ち、裕子を救出。
青鬼はガソリンをまき、茶色の手帳に火をつけて「琴音。一人にはさせない。」と火の中に入っていく。
それを止めようとする武蔵「ここでお前も死んで、妹は喜ぶのかよ。おれはもう誰も死なせない。大和、お前は生きるんだ。」
そして、青鬼を逮捕した武蔵。
残されていた人質の裕子、因幡も無事に解放されて「大病院占拠」事件は終わった。
「大病院占拠」事件の後
- 鬼たちは全員逮捕
- 長門知事、備前本部長、和泉も警察の取り調べを受ける
- P2計画は中止に追い込まれることは間違いないだろう。(武蔵ナレーション)
- 鬼はいろいろなところに爪痕を残した。何が正しかったのかはわからない(武蔵ナレーション)
ドラマ内のネット上も鬼が正義という声も! - 因幡は青鬼に言われたように「なぜ青鬼が生まれたのか?」という動画をチャンネル内で投稿している。
273万回再生と注目を集めているようです。 - 一つだけ言えることがある。おれに言えることは、目の前の大事な人を、これからも守っていくことそれだけだ。
武蔵の家族3人で手をつないで歩く!
えみりから武蔵へ「パパにプレゼント」として、パパは私のヒーローと書いた家族の絵を渡す。
最後に「駿河紗季」が真の大ボスだった?かのような匂わせ
一番最後に、暗い部屋の中のパソコンでメールが受信。
「ありがとうございました blue 」
駿河紗季が削除している。
本当に裏で計画を操っていたのは駿河紗季なのか?という匂わせでドラマ終了しています。
「駿河紗季」は、青鬼と繋がっていた可能性がある?
ドラマの中で、警察内の『山城琴音』のデータが修正されています。これは誰が何の目的で実行したのか、明確に描かれていません。
もしかすると「駿河紗季」が動いていたのか?
U4r0n05h0mendAre(後ろの正面だあれ)からのメールについての考察
籠の中の鳥、大病院占拠タイトルの「birdcage」と差出人「blue」主犯の「青」鬼。
- 本当の黒幕は青い鳥=ツイッター=無責任に言葉を吐き出す世間を示唆している?
- U4r0n05h0mendAre(後ろの正面だあれ)は駿河のアドレス?
- 「うしろの正面だあれ」は、誰の後ろにも”鬼”がいる?
- 鬼の背後にいた影の指揮者はだれ?って問いかけで鬼を手駒に鬼達とは違った目的を達したかった真の黒幕が駿河?さらに駿河の上にいる感じ?
- 駿河の彼氏”織田拓”=青鬼?エレベーター止めて真相暴く時間作ってくれたことに対して「ありがとうございました」?
続編について!
公式サイトでは、あらすじにさらにネタバレが付け加えられています。
『鬼退治を果たした武蔵に、家族3人の穏かな暮らしが戻る。だがその裏で……。』
と続編をにおわせるような記述。ドラマ内では3人に幸せが戻るところで終了しています。
コメント